鈴木 麻由弥 様
オーバーヘッドにミラーが無ければ背伸びをして全体を見回さないと確認できないので、重宝しています。
中国国際航空で客室乗務員をしております鈴木と申します。コミーさんのミラーの存在はよく知っております。採用後の訓練時に、保安と遺失物の確認のために、お客様の搭乗前と降機後に必ずオーバーヘッド(手荷物収納棚の同社での呼称)内に何か残されていないか、ミラーはあるものの目視で確認するように学びました。その後、乗務が開始してからは毎回実施しておりますし、弊社で客室乗務員のTOP3%で構成されるPhoenixという管理層の教官からも「必ず目視を忘れずに」と言われます。ただ、同僚の話や個人の意見としましては毎回シート横のステップに足を掛けてオーバーヘッドを確認する行為は「ミラーと併用することで、作業が早くなる」と思っています。まず先にミラーで確認して、何も映っていなければ目視はさっと見るだけで済みますし、何か映っていれば身体を延ばして物を取り出すことが出来ます。ミラーが無ければ、毎回大きく背伸びをして全体を見回さないと確認することが出来ないので、とても重宝しています。お客様のなかには空港で多くの買い物をされる方がいますが、その購入したもの全てをオーバーヘッドに入れるわけですので、お忘れ物も多く発生します。お忘れ物を早く見つけ出すことのできるミラーの存在は欠かせませんね。