Qiセンターは未来に向けた商品開発の拠点です。

コミーは新商品を生み出し、世界のユーザーに役立ててもらうことを目指しています。そのためにはどんどんアイデアを出し、試作し、商品化する場所が必要です。 そこで新しい技術拠点「Qi(Question &Innovation)センター」を2017年6月に開設しました。 コミーの今があるのは、たくさんのすばらしい技術者・マーケッター・ユーザーと出会うことができたおかげです。Qiセンターは単に技術力を高めるだけの場所ではなく「出会いの喜びを味わえる場」「関わる人すべてが楽しくなるような場」にしていきたいです。 「Qiセンターでこんなことをやってみたら?」「こんなものがあったら面白いよ!!」というアイデアをいろいろ聞かせていただけたらありがたいです。 Qiセンターは、次の3つを軸とした場所にしていきたいと考えています。

商品開発の拠点

コミーが創業以来大切にしているのが「競争に費やすエネルギーを創造に費やすこと」です。その「創造(商品開発)」の拠点となる場所がQiセンターです。 コミーの商品開発では「気くばりミラーを深める」「コミーの技術を生かした別のマーケットの商品開発」「コミーが文化を知っているマーケットでの商品開発」の3つがキーワードになります。 コミーの商品開発は、大企業のような「多くの人が買いたいものを競争しながらつくっていく」というものではなく、「1,000人に1人でもいい、長期にわたって役に立つものをつくる」というものです。特に、相手の文化を知っている業界やそれに関連したマーケットに、長期的に役立つ世界初のオリジナル商品を生み出したいと考えています。そのためにはミラーを深めることが必要であり、ミラーに限らず面白いと思うものをどんどん試作し、実際に使ってもらいながら「仮説と検証」を繰り返していくことが大事だと思います。

異業種の情報交換の場

コミーがここまで発展することができたのは、すばらしい技術者・マーケッター・ユーザーと出会うことができたおかげです。Qiセンターも単に技術力を高めるだけの場所ではなく、お互いに出会いの喜びを味わえる場にしていきたい。また、要望があればコミーが今まで学んできた技術マーケット開発の方法を伝えていきたいと思っています。 コミーはこれまでも講演会などを行い、異業種交流を進めてきました。Qiセンターでは、これをさらに深めていきたい。技術に興味がある方、マーケティングが得意な方、デザインが得意な方、特定の業界に詳しくユーザーの立場から率直な意見を聞かせてくれる方など、熱意と誠実さを持ったさまざまな業種の方々が気軽に集まり、情報交換できる場になればと思います。

ものづくりの楽しさを体験できる場。
STEM教育やワークショップなども……

ものづくりの原点は「楽しい、面白い」だと思います。Qiセンターでは、顧問や科学好きの外部の方などに協力してもらいながら、ものづくりの楽しさを伝える活動や、子供向けにワークショップなどを開催しています。
例えば「STEM教育」。STEMはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の略。 顧問の小美濃芳喜さん(元 学研『大人の科学』教材開発プロデューサー)からは、「コンピュータを、はさみ、のり、紙と同じように道具として使えるようにする教育で、文科省も旗振りしている。プログラミング教育と勘違いされやすい」と教えてもらいました。 コミ―でもSTEM教育にチャレンジし、子供たちが「発想、調査(計画)、試作(仮説・実施と検証、考察)、結果の発表」というプロセスを一通り体験できるようにしていきたいと思います。

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