箸技とは、和の伝統から生まれた箸の技を楽しむあそび。
箸技とは
箸技は、2本の棒と5本の指を使って「挟む」「移動する」「引き裂く」という和食の伝統を支えてきた箸の技を使ったゲームです。
今までピーナッツを使った「箸ピーゲーム」と5つのリングを使った「箸リンゲーム」を開発してきましたが、「箸カワセミゲーム」や「箸重量上げ」など他のゲームも考案中です。箸を使ったこれらのゲームを総称して「箸技」と呼んでいます。
箸技にはこんな特長があります
●ゲームは簡単。老若男女誰でもすぐ楽しく覚えられます
●軽量、コンパクトで超小型。いつでもどこへでも持ち歩けます
●1人でもグループでも短い時間で楽しめます
箸技にはさまざまな効果が期待できます
●緊張感と達成感が味わえます!
●指先が器用になり、脳が活性化!?
●友達の輪が広がります!!
コミーは国際箸学会の活動に協賛しています!
2006年に発足した「国際箸学会」は、「箸文化を学び、新しい箸文化を創り、箸を通じて世界中の人と共に喜ぶ」会です。講演会やお箸の教室、箸技、エッセイの募集など幅広い活動を行っています。
箸技開発秘話
我々日本人は箸で食事をする文化があります。箸は、たった2本の棒だけで「挟む、運ぶ、切る、混ぜる、はがす、包む、押さえる、裂く」ができる便利な道具です。この毎日使う箸で遊んでいたら面白かったので、ゲームにしてみました。
まずは、ピーナッツをつまんで遊んでみました。ピーナッツは箸でつまみやすい形をしているため、老若男女誰でも遊ぶことができました。これが「箸ピーゲーム」です。次に、リングでならまた違った遊びができるのでは?と、いろいろな大きさの塩ビパイプをバンドソーで切って遊んでみました。さらにレーザー加工機を購入し、ゴムやアクリルなどいろいろな材質の板をリング状に切ってみました。これが「箸リンゲーム」の始まりです。
ゲームの大枠が決まったら、次はパッケージです。ゲームの箱は、ホンダのマークを作った世界的なデザイナーである岩倉信弥さんがデザインしてくれ、赤と黒を基調とした日本的なデザインになりました。箱の大きさは、ピーナッツが50個入る20㎝角。小さいスペースでも遊べます。開発当初はA3サイズの双六のような台紙を使っていた箸リンゲームも、台紙を改良して箸ピーゲームの箱の中で遊べるようになりました。
コミーが川口に移って30年、おかげさまでさまざまな出会いがあり、箸のゲームが完成しました。