稲田 優 様
乗務前後のビンの中の忘れ物や危険物の発見作業が、ミラーを使うことで時間が格段に早くなります。
私はエティハド航空で客室乗務員をしております稲田優(いなだゆう)と申します。
経験10年になりますので、いまではキャビンシニアという役職をいただいており、エコノミークラスのキャビンでは責任者の立場です。ナローボディ機に乗務するときはマネージャーになります。現在、日本人では5名が拝命しています。私の入社したときの条件は、身長が低くてもアームリーチが212㎝あれば採用になっていました。現在は条件が変わりまして、身長が161㎝必要になっています。身長の低い私にとって、コミーさんのミラーはとてもありがたい存在です。
会社の規定では、必ず乗務の前後にはオーバーヘッドビンの中をミラー確認に加え目視を行い、お忘れ物や危険物の発見に努めます。乗務前は搭載などの外部業者の方々が作業を終えられてからエティハド航空の職員のみで作業をします。目視をするのであればミラーは不要と言うわけではありません。ミラーを使うことによって目視にかかる時間が格段に早くなることを知りました。今では、作業の必需品になっています。